夜鳴き・徘徊に困ったら|老犬がぐっすり眠るための快眠テクニック
- 2026.01.11
- 介護
第6章:夜鳴き・徘徊への対応法と睡眠改善テクニック
〜老犬も、飼い主も、ぐっすり眠るための工夫〜
▶「夜鳴き」で眠れない日々が続くという現実
私の愛犬レオ(ミニチュアダックス)が13歳を過ぎた頃、夜鳴きが始まりました。
それまで夜は静かに寝ていたのに、夜中2時、3時になると突然「ワン!ワン!」と吠え出す。
最初は「トイレかな?」と思って起きて対応していましたが、用を足すわけでもなく、ただ歩き回ってまた吠える。これが毎晩続くようになりました。
飼い主としては、「どうしてほしいのか分からない」ことが何よりつらい。
そして、自分の睡眠が削られることで、心の余裕もどんどん減っていきます。
この章では、実際に私が試して効果を感じた「夜鳴き&夜間徘徊の対処法」と、「ぐっすり眠るための環境・習慣づくり」について、具体的にお伝えしていきます。
▶まず知っておきたい夜鳴きの主な原因
老犬が夜鳴きをする背景には、さまざまな要因があります。
✅ 1. 昼夜逆転(体内時計の乱れ)
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加齢により体内時計が狂いやすくなり、「夜に起きて活動、昼に眠る」という逆転現象が起きる
✅ 2. 認知症による混乱・不安
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自分がどこにいるか分からない、暗闇で不安になる、孤独を感じる…など精神的不安
✅ 3. 身体的な不快感
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関節痛、空腹、喉の渇き、便意、寒さ・暑さなどが眠りを妨げているケースも
✅ 4. 音や光への過敏反応
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老犬は視覚・聴覚が衰える反面、特定の音や光に過敏になってパニックを起こすこともある
▶「夜鳴きしやすい犬種」も存在する?
実は、夜鳴きが多く見られる傾向にある犬種もいます。
| 傾向が強い犬種 | 理由 |
|---|---|
| トイプードル | 繊細で人に依存しやすい性格 |
| シーズー | 鼻が短く、呼吸に不安があることが多い |
| ミニチュアダックス | 神経質な面があり、不安に敏感 |
| 柴犬 | 警戒心が強く、些細な音でも反応しやすい |
もちろん個体差はありますが、**「夜鳴きしやすい性格」**は確実に存在します。
その特性を知ることで、より的確な対応ができるようになります。
▶私が実際に効果を感じた夜鳴き対策7選
① 生活リズムの見直し(昼間に疲れさせる)
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朝と夕方に軽い散歩を取り入れる
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日中はできるだけ起こしておく(昼寝の時間を短く)
💡昼間の活動量を増やすことで、夜の睡眠が深くなる傾向があります。
② 寝床の位置を変更する
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飼い主の部屋の近く、もしくは同じ部屋に寝床を置く
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怖がりな犬は、「物音の少ない静かな場所」のほうが落ち着く場合も
💡一緒の空間にいることで、不安が和らぎ夜鳴きが減る犬も多いです。
③ ナイトルーティンを決める
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「決まった時間にごはん → 排泄 → マッサージ → おやすみ」の流れを毎日繰り返す
💡脳が「寝る時間だ」と認識しやすくなるため、睡眠導入に効果的です。
④ リラックス音楽 or 環境音を流す
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小さな音量でクラシック、自然音(小川のせせらぎ、雨音など)を流す
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飼い主の心拍音を録音したものも◎
💡静かすぎる環境が逆に不安感を煽ることも。微音が安心材料になるケースあり。
⑤ アロマ・CBDなど自然由来のリラックスアイテム
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カモミール・ラベンダーのアロマ(犬専用の低濃度製品)
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**CBDオイル(獣医推奨製品)**を少量与えることで、不安軽減に役立つ場合も
⚠️必ず犬用製品を使うこと。人間用の高濃度は中毒リスクあり。
⑥ 体を温める(湯たんぽ・ヒーター)
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冷え性の老犬は、寒さで夜中に目覚めやすいです。
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寝床に湯たんぽやペットヒーターを入れて、身体の芯から温める工夫を。
💡特に冬場は効果絶大でした。レオは湯たんぽを抱えて寝ると、朝までぐっすり眠る日が多かったです。
⑦ サプリメントや処方薬の検討
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メラトニン(睡眠ホルモン補助)
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抗不安薬・睡眠導入薬(獣医処方)
💊「介護疲れで限界」という場合は、医療の力に頼るのも立派な選択です。
レオも一時期、夜だけ処方された軽い安定剤を使っていましたが、無理なく夜鳴きが減り、家族全員が救われました。
▶夜間徘徊には「安全設計」が必要
徘徊がある犬は、思わぬ事故につながることもあります。
我が家では、以下のような工夫をしました。
✅ 柵で仕切って移動範囲を限定
→部屋全体ではなく、「ベッド・トイレ・水飲み場」のみがある2〜3畳のスペースを用意
✅ 床はすべて滑り止めマットに変更
→夜間の転倒・骨折を防ぐための必須対策
✅ ライトを設置(自動点灯タイプ)
→夜間でも視界が確保され、不安・パニックを軽減
💡**「見えない」ことが不安の原因になるケースも多いです。**
▶飼い主自身の睡眠を守ることが、介護継続のカギ
夜鳴きで睡眠が取れない状況が続くと、飼い主の体調やメンタルも確実に崩れていきます。
「今日は仕方ないから別室で寝る」
「週末は家族で交代」
「ペットホテルで一泊だけ預ける」
こうした**“休む勇気”**を持つことが、愛犬にも自分にも必要なことです。
完璧な介護ではなく、**“続けられる介護”**を意識してみてください。
✅この章のまとめ
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夜鳴きや夜間徘徊は、老犬の不安・混乱・体内リズムの乱れからくる自然な反応
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対応には「環境の整備」「安心の提供」「睡眠導入の工夫」が効果的
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生活リズム、寝床の場所、音や光など、身近な工夫で改善できることも多い
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飼い主の睡眠を守る工夫は、長期的な介護に不可欠
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