日本におけるイヌの歴史について調べてみた4

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  • 2019.04.05

近世のイヌ 江戸幕府中期、江戸では野犬が多く、 赤ん坊が食い殺される事件もあった。 5代将軍・徳川綱吉は戌年の戌月の戌の日の生まれであったため、 彼によって発布された「生類憐れみの令」(1685- 1709年)において、 犬は特に保護(生類憐れみの令は人間を含む 全ての生き物に対する愛護法令)され、 元禄9年(1696年)には犬を殺した江戸の町人が 獄門という処罰まで受けている。 綱吉は当時の人々 […]

日本におけるイヌの歴史について調べてみた3

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  • 2019.04.01

中世のイヌ 鎌倉時代には武士の弓術修練の一つとして、 走り回る犬を蟇目矢(ひきめや。丸い緩衝材付きの矢)で射る 犬追物や犬を争わせる闘犬が盛んになった。 食材としての利用も続いたようであるが、 浄土真宗の宗祖親鸞は『大般涅槃経』を参考に 浄肉(食べてもよい肉)・不浄肉(食べてはいけない肉)の 区別を行った際、犬肉を猿肉などとともに 不浄肉に分類するなど、犬肉食を忌避する考え方も生まれた。 南北朝時 […]

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