犬の十戒について調べてみた

  1. 私の一生はだいたい10年から15年です。あなたと離れるのが一番つらいことです。どうか、私と暮らす前にそのことを覚えておいて欲しいのです。
  2. あなたが私に何を求めているのか、私がそれを理解するまで待って欲しいのです。
  3. 私を信頼して欲しい、それが私にとってあなたと共に生活できる幸せなのですから。
  4. 私を長い間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。あなたには他にやる事があって、楽しみがあって、友達もいるかもしれない。でも、私にはあなたしかいないのです。
  5. 時々話しかけて欲しい。言葉は分からなくても、あなたの声は十分私に届いています。
  6. あなたがどのように私を扱ったか、私はそれを決して忘れません。
  7. 私を殴ったり、いじめたりする前に覚えておいて欲しいのです。私は鋭い歯であなたを傷つけることができるにもかかわらず、あなたを傷つけないと決めているのです。
  8. 私が言うことを聞かないだとか、頑固だとか、怠けているからといって叱る前に、私が何かで苦しんでいないか気づいて下さい。もしかしたら、食事に問題があるかもしれないし、長い間日に照らされているかもしれない。それとも、もう体が老いて、弱ってきているのかもしれません。
  9. 私が年を取っても、私の世話はして下さい。あなたもまた同じように年を取るのですから。
  10. 最後のその時まで一緒に側にいて欲しいのです。このようなことは言わないで下さい、「もう見てはいられない。」、「居た堪れない。」などと。あなたが側にいてくれるから最後の日も安らかに逝けるのですから。忘れないで下さい、私は生涯あなたを一番愛しているのです。

イヌをめぐる社会問題について調べてみた

近年高まるペットブームの中、

一部の業者によって人気品種の乱繁殖が行われている。

日本ブリーダー協会は近親交配の結果、

先天的障害を持つ犬が増加していると警告している。

生まれながら障害を発症している犬は処分されることが多い。

国はこうした障害犬の増加を受け、動物管理法を改正し

悪質業者を処分できるようになった。

しかし、結局のところ消費者の意識が変わらなければ

障害犬を産む乱繁殖をとめることは難しい。

 

イヌは愛玩動物として飼育されている数が多い分、

人間による虐待、虐殺により、命を落とすものや、

捨て犬として不法に遺棄されるもの、

あるいは飼い主やその家族の身勝手無責任な理由によって

保健所に送られるものも少なくない。

例年、非常に数多くのイヌや猫たちが、

全国の保健所施設で殺処分されている(2006年度で犬86,000頭余)。

特定の動物の遺棄や虐待は動物愛護法で処罰されることがある。

 

離島などで野生化した野犬の存在は、

野猫や人為的に持ち込まれたマングースとともに、

絶滅が危惧される小動物や陸地に営巣する鳥類にとって、

大きな脅威となっている。

鳥獣保護法においては、野犬は狂犬病の感染防止と

特定鳥獣の保護の観点からハンターによる

銃・わな猟での狩猟対象となっているものの、

飼い犬や野良犬との厳密な区別が極めて難しい為に、

極端な大規模集団となった野犬群を自治体などからの依頼で

猟友会が駆除する場合を除き、

積極的に野犬を狩猟対象とするハンターは殆ど居らず、

対策は

可能な限り野犬を発生させない=

飼い主に最後まで責任を持って飼育させる

以外には無い。